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スピーディーP.O.レビュー!バランス型表ソフトの実力を徹底解説【バタフライ】

目次

この記事でわかること

  • スピーディーP.O.の基本スペックと特徴
  • 打球感・弾道の実際の印象
  • どんなプレイヤーに向いているか(おすすめ戦型)
  • モリストSP・インパーシャルXSとの比較
  • 購入時の価格と入手先情報

表ソフトラバーを検討しているなら、一度は名前を聞いたことがあるはず。バタフライが長年にわたって販売し続けている「スピーディーP.O.」は、グルー時代から愛され続けてきたロングセラーモデルです。

スピード・ナックル・放物線という3つの軸を高いバランスで両立した表ソフトとして、初心者から中級者まで幅広く使われています。ただ「何となく有名だから」ではなく、実際のプレーにどう影響するかをしっかり解説していきます。

スピーディーP.O.の基本スペック

項目内容
メーカーバタフライ(タマス)
品番00260
カテゴリ表ソフトラバー(高弾性スピード系)
スピード10(バタフライ独自スケール)
スピン6(バタフライ独自スケール)
スポンジ硬度35度
スポンジ厚さ薄・中・厚(3種類)
カラー赤・黒
希望小売価格(税込)3,080円

スピード値10・スピン値6というバタフライ評価を見ると、同社のテナジーシリーズ(スピード13・スピン11前後)と比べてかなり控えめな数値です。この数値が控えめなことが、スピーディーP.O.の使いやすさに直結しています。

スピーディーP.O.の特徴・レビュー

「P.O.」という名称は「Parabola Open(パラボラ オープン)」に由来するとも言われており、鋭くて正確な放物線を描く打球弾道がこのラバーの核心にあります。テンション系のように、勝手に飛んでいく感覚はなく、自分のスイングがそのままボールに乗る素直さが持ち味です。

特徴①:素直な弾道と高いコントロール性

スポンジ硬度が35度と柔らかめの設定になっているため、ボールがスポンジにしっかり食い込みます。弾みは控えめですが、その分スイングの方向性がボールに正確に伝わります。

ストップやツッツキのコントロールがしやすいのが実感としてよく挙がります。自分が意図した長さにきっちり止められるため、試合では地味ながら大きな武器になります。相手のロングボールをハーフロングのツッツキで揺さぶり、浮いたボールをスマッシュで仕留めるパターンが作りやすいラバーです。

特徴②:自然なナックルボールが出やすい

表ソフトラバーの最大の武器はナックルボールですが、スピーディーP.O.はそれが「自然に」出るラバーです。過剰なナックルが出るわけではなく、普通にスイングしたときに相手が処理しにくい変化が生まれる、というイメージです。

テンション系の表ソフトは「とにかくスピードで圧倒する」タイプが多いですが、このラバーはスピードと変化のバランスを取っています。初めて表ソフトを試すプレイヤーにも扱いやすい理由がここにあります。

特徴③:高弾性タイプながら回転もしっかりかかる

表ソフトラバーは「回転をかけにくい」と思われがちですが、スピーディーP.O.はその中では回転量が確保されているタイプです。グルー時代から現在まで長く使われてきた背景には、フォアハンドでのドライブ性ボールも打てるという汎用性の高さがあります。

シートと粒が適度に硬めに作られており、スマッシュやミート打ちでもしっかりとボールを捉えられます。スポンジが柔らかいため、インパクトが弱いときでも安定した返しができます。

スピーディーP.O.のデメリット・注意点

良い点を挙げてきましたが、当然合わない場面もあります。正直に書いておきます。

  • スピードが物足りないと感じる場合がある:スピード値10は、テンション系表ソフト(モリストSP AXなど)と比べると明らかに弾みが控えめです。「表ソフトでガンガン攻めたい」タイプには力不足に感じるかもしれません。
  • 上級者には物足りない場面も:ある程度スキルが上がってくると、「もっとボールを走らせたい」「弧線をもっとコントロールしたい」という欲求が出てきます。そのフェーズになると、より高性能なラバーへのステップアップが自然な流れになります。
  • 粘着系のような強烈なナックルは出ない:強烈な変化を期待するなら粒高や特殊な表ソフトを選ぶ必要があります。スピーディーP.O.のナックルはあくまでも「自然な変化」の範囲内です。

こんな選手におすすめ

✅ 表ソフトを初めて試す初心者〜中級者

高弾性タイプで扱いやすく、表ソフト特有の変化に慣れるための練習用としても最適。

✅ コントロールとバランスを重視したい選手

スマッシュだけでなく、ストップ・ツッツキ・ミート打ちまで幅広くこなせるオールラウンドな性格のラバー。

✅ ペンホルダーの前陣速攻型選手

元々ペン表の選手が多く使用してきた経緯があり、前陣でのフォアハンドアタックとバックブロックの組み合わせでよく機能する。

✅ 変化で崩してからスマッシュするプレースタイル

ナックルボールやツッツキで相手を揺さぶり、浮いたところを叩く、というゲームパターンが作りやすい。

こんな選手には向いていない

❌ 強烈なスピードドライブを求める上級者

テンション系裏ソフトや高性能テンション表ソフトと比べると弾みが劣るため、スピード重視の選手には不向き。

❌ バックハンド主体で回転系プレーをしたい選手

回転をかけることはできますが、裏ソフトのようなドライブ回転量は期待できない。バックに回転系ラバーを貼っている選手が相性を悩む場合もある。

スピーディーP.O.を使ってみての印象・評判

実際に打ってみると、まず驚くのはストップのしやすさです。表ソフトらしい軽快な打球感でありながら、短く止めたいときに手の感覚がそのまま伝わる素直さがあります。

スマッシュを打ったときの弾道は、テンション系ほどの鋭さはないものの、相手のラケットに当たるとやや変化するボールになりやすいです。これが「スピーディーP.O.らしさ」と言える部分で、速さで圧倒するというより「相手に読まれにくいボール」を出す感覚に近いです。

よく聞かれる言葉として「クセが少ない」というのがあります。最初から安定して使える、ということですが、裏を返すと「個性が弱い」と感じる選手もいます。表ソフトに強烈な変化や特殊なボールを求めているなら、このラバーはやや穏やかすぎるかもしれません。

グルー時代に使われていた経緯から、当時を知るベテランプレイヤーが懐かしさを持って使うケースも多いです。現代のラバーと比べると性能面での差はありますが、「扱いやすさ」という観点では今でも一定の評価を得ています。

モリストSP(ニッタク)との比較

表ソフトの定番として名前が挙がることが多い、ニッタクのモリストSPと比較してみます。

比較項目スピーディーP.O.(バタフライ)モリストSP(ニッタク)
価格帯(税込)3,080円4,290円前後
スポンジ硬度35度(柔らかめ)30度(柔らかい)
スピード感中程度やや速い
ナックル変化自然な変化直線的で変化強め
コントロール高め中〜高
こんな人向けコントロール重視・初中級者スピード・攻撃重視の中上級者

モリストSPはニッタクの表ソフトの中でも特にスピードと直線弾道に優れており、伊藤美誠選手をはじめとする攻撃的なペン表・シェーク表の選手が多く使用しています。

一方、スピーディーP.O.はモリストSPと比べるとスピードはやや劣りますが、価格が安くコントロールしやすいため、初めて表ソフトを試す選手や、変化よりも安定感を重視したい選手に向いています。

「まず表ソフトで試してみたい」ならスピーディーP.O.、「攻撃力を上げたい」ならモリストSPというのが大まかな選び方の目安です。

インパーシャルXS(バタフライ)との比較

同じバタフライの表ソフトとして、インパーシャルXSとも比べてみます。

比較項目スピーディーP.O.(バタフライ)インパーシャルXS(バタフライ)
価格帯(税込)3,080円6,160円
スポンジ硬度35度非公表(中程度)
スピード感中程度速い(テンション系)
用途・特性バランス型・扱いやすさ重視攻撃特化型・中上級者向け
こんな人向け初中級者・コスパ重視表ソフトを本格活用したい上級者

インパーシャルXSはバタフライが誇る高性能テンション表ソフトで、スピードと攻撃力は段違いです。価格も倍以上と高く、中上級者以上が使いこなすラバーです。

スピーディーP.O.はインパーシャルXSの「練習用・入門用」として位置づけることもでき、まず表ソフトの感覚を掴んでからステップアップする流れは自然です。

スピーディーP.O.の価格・購入先

希望小売価格は税込3,080円です。表ソフトラバーの中ではお手頃な価格帯に位置しており、通販サイトでは多くの場合それより安く入手できます。

購入先特徴
Amazon最安値になりやすい。Prime対応商品も多く、翌日配送が可能なケースも。
楽天市場ポイント還元でお得になることも。セール時は特に狙い目。
専門通販サイト(卓球ナビ等)在庫確認がしやすく、まとめ買いに便利。

まとめ:スピーディーP.O.はこんな人に買ってほしい

スピーディーP.O.は、バタフライが長年にわたって製造・販売を続けているロングセラーの高弾性表ソフトです。スピード値10・スピン値6・スポンジ硬度35度というスペックからもわかるように、「派手さより扱いやすさ」を重視した設計になっています。

ストップやツッツキのコントロール性が高く、自然なナックル変化も出やすいため、表ソフト初心者が最初の一枚として選ぶには非常に適しています。また、価格も3,080円と抑えられており、コスパの点でも優秀です。

「ガンガン攻めてスピードで圧倒したい」というスタイルの選手には物足りなさを感じる場面もあるかもしれませんが、「変化で崩してから確実にポイントを取る」という戦術を磨きたい選手には頼れる一枚です。

表ソフトの世界に踏み込むための入口として、あるいはコントロール重視でプレーを組み立てたいなら、スピーディーP.O.は今でも十分な選択肢です。ぜひ試してみてください。

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