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バタフライ グレイザーを徹底レビュー|中級者から使える高コスパラバーの実力と評判

目次

この記事でわかること

  • グレイザーの特徴と性能(スプリング スポンジX・スポンジ硬度38の実力)
  • どんなプレイヤーに向いているか(中級者〜上級者への適合性)
  • 実際に使ってみての印象・評判(コントロール性・回転量・耐久性)
  • テナジー05・ロゼナとの違いと選び方

バタフライから2023年4月に登場したグレイザー。「スプリング スポンジX」という最新スポンジを搭載しながら、定価6,050円(税込)というディグニクスシリーズの半額以下の価格設定に、多くの卓球プレイヤーが注目しました。でも実際どうなの?テナジーと比べてどこが違うの?そんな疑問にまとめてお答えします。

グレイザーの基本スペック

項目内容
メーカーバタフライ(BUTTERFLY)
商品名グレイザー(Glayzer)
発売日2023年4月1日
カテゴリ裏ソフトラバー(テンション系)
希望小売価格(税込)6,050円
スポンジスプリング スポンジX
スポンジ硬度38
スポンジ厚トクアツ(特厚)、アツ(厚)の2種類
スピード(公式)81
スピン(公式)73
弧線(公式)82
カラーブラック・レッド

グレイザーの特徴・レビュー

グレイザーを一言で言えば、「扱いやすさとスプリング スポンジXの打球感が絶妙に噛み合った、中級者のための本格ラバー」です。この価格帯でこのクオリティは、正直ちょっと反則気味だと思います。

特徴①:スプリング スポンジXがもたらす「つかむ」打球感

グレイザー最大の特徴は、「スプリング スポンジX」の搭載です。バタフライの従来スポンジ「スプリング スポンジ」をさらに進化させたもので、従来品より約14%変形しやすく、約3%反発弾性が向上しています。

この変形しやすさが、打球時の「つかむ感覚」を生み出します。ボールがラバーに乗っている時間が長くなるため、回転量が増し、かつ安定した弧線を描く打球になりやすいのです。ドライブを打つと「ちゃんと持ってくれてる」という安心感があります。

スポンジ硬度は38。テナジー05が36、テナジー05ハードが43なので、グレイザーはその中間くらいの硬さに設定されています。実際に打ってみると、数字より若干硬めに感じる人もいますが、弾力があってもったりとした質感で、コントロールしながら回転もかけたいという要望にうまく応えてくれます。

特徴②:圧倒的なコストパフォーマンスとスポンジの耐久性

定価6,050円(税込)というのは、バタフライの上位ラバーと比べると破格です。ディグニクスシリーズが8,000〜10,000円前後、テナジーシリーズが7,000〜8,000円前後であることを考えると、グレイザーはかなりの節約になります。

価格が安いからといってスポンジの質を落としているわけではありません。シートの摩耗耐久性を高めており、長く使えるよう設計されています。テナジー系ラバーの悩みのひとつが「寿命の短さ」ですが、グレイザーはそこも改善されていると言われています。

つまり、購入コストだけでなくランニングコストの面でも優れたラバーだということです。実際、2023年の発売以来ロングセラーとなっており、卓球用品店でも3ヶ月に一度程度の補充が必要なほど売れていると聞きます。多くのプレイヤーからの高い評価は数字が物語っています。

特徴③:フォア・バック両面に使える汎用性の高さ

グレイザーはフォアでもバックでも使える、バランス型のラバーです。硬すぎず柔らかすぎない硬度38のスポンジが、どちらの面に貼っても扱いやすさを維持します。

フォアに使えば、ドライブ時の球持ちの良さが活きてしっかり回転のかかった打球が出ます。バックに使えば、カウンターやブロックの安定性が際立ちます。「両面グレイザー」という使い方も十分にアリです。特に中級者の方は、まず両面に同じラバーを貼ることで余計な迷いがなくなり、技術習得に集中できるというメリットもあります。

また、弾みがそこまで強くないため(スピード81)、自分でスイングして威力を出す必要があります。これがコントロール感につながっており、「勝手に飛んでしまう」という感覚がないのが好印象です。自分の力でコントロールしている実感は、技術の上達にも直結するでしょう。

グレイザーのデメリット・注意点

グレイザーは優れたラバーですが、向かない場面もあるので、正直にお伝えします。

  • フルスイング時のボールスピードが伸びにくい:スポンジ硬度38は中程度の硬さで扱いやすい反面、全力で打ち込んだときのスピード感はテナジー05やディグニクス05には及びません。相手に読まれやすい球質になることもあり、上級者の対抗選手にはブロックやカウンターで返されやすいです。
  • 球質が素直すぎる点:グレイザーの球はテナジーやディグニクスと比べてある程度「素直な球」になりやすいです。ループドライブや強回転系のプレーも問題なくできますが、球が軽めになりがちで、上のレベルでは相手が対処しやすくなる可能性もあります。
  • 上位ラバーへの壁を感じる場面がある:実力が上がってくると、テナジー05やディグニクス05が持つ「重い球」「鋭い弾道」への欲求が出てきます。グレイザーは中級者までのラバーと割り切って使い、実力が伴ったらステップアップを考えるのがおすすめです。

こんな選手におすすめ

  • ✅ 中級者でテナジーやディグニクスを試す前段階として使いたい選手:性能と価格のバランスが優れており、「上のラバーを試す前のワンステップ」として最適。
  • ✅ 両面に同じラバーを貼って技術を安定させたい選手:フォア・バック両面に対応できる汎用性があるため、統一感のある練習ができる。
  • ✅ コントロールと回転量のバランスを重視する中陣型ドライバー:球持ちが良く安定した弧線が出るため、中陣からのドライブ攻撃が得意な選手にフィットする。
  • ✅ ラバーの消耗が激しくコスパを重視したい選手:上位ラバーより価格が抑えられるうえ、耐久性も考慮されているため、長く使えるコスト重視の選手向け。

こんな選手には向いていない

  • ❌ 一撃でポイントを取りたいスマッシュ型・前陣速攻型の選手:スピードよりコントロール重視のスペックなので、速いボールで一撃を狙うスタイルとは相性がやや悪い。
  • ❌ 上位大会で戦う本格的な上級者:強豪との対戦では球質の軽さや威力不足を感じる場面が出てくる可能性があります。テナジー05やディグニクスへの移行を検討する段階ではないか確認が必要。

グレイザーを使ってみての印象・評判

グレイザーを実際に使い込んでみると、まず感じるのはドライブの安定感です。スプリング スポンジXのおかげでボールをしっかり持ってくれる感覚があり、多少スイングがズレても弧線が出てくれます。「あ、このラバー、ボールが落ちにくいな」という印象は、使い始めてすぐに気づくことです。

よくあがる声として「ロゼナより引っかかりが強い」というものがあります。同じバタフライの入門〜中級向けラバーとして比較されることが多いのですが、グレイザーのほうが球持ちが長く、回転量が増す傾向にあると感じます。サービスやドライブでの引っかかりの差は、実戦でじわじわ効いてきます。

一方で「テナジーと比べると球が軽い」という声も正直よく聞きます。グレイザーで打つドライブは素直な軌道になりやすく、相手がカウンターをしやすい場面があります。これはグレイザーが悪いというよりも、テナジー・ディグニクスが持つ「重い球質」の特性との違いです。グレイザーが持つ球質はコントロールしやすい代わりに、相手にとっても対処しやすいという側面があります。

ネット際の処理やストップ、フリック系の技術も無難にこなせます。硬度38のしなやかさが細かい技術にも対応しており、「このラバーが難しくてできない」という場面は少ないはずです。

テナジー05との比較

比較項目グレイザーテナジー05
定価(税込)6,050円7,920円(参考値)
スポンジスプリング スポンジXスプリング スポンジ
スポンジ硬度3836
スピード(公式)8179(参考値)
スピン(公式)7375(参考値)
弧線(公式)8286(参考値)
球持ち良好(やや長め)良好(さらに長め)
コントロール高いやや高い
球質の重さやや軽め重め
耐久性高め(シート強化)普通
こんな人向け中級者、コスパ重視中上級者、回転量重視

テナジー05との最大の違いは「球質の重さ」と「価格」です。テナジー05はスピンの公式値がグレイザーより高く、実際に打ち合っても重い球が出やすい。一方グレイザーはスピードと弧線のバランスが良く、扱いやすさに優れています。

「グレイザーからテナジー05へステップアップ」というルートは理にかなっています。グレイザーで基礎を固め、回転量と球質の重さをもっと追求したい段階でテナジー05に移行する。そういう使い方が、特に20代の成長途上の選手には合っているかもしれません。

価格・購入先

グレイザーのメーカー希望小売価格は6,050円(税込)です。AmazonやRakutenでは若干の値引きがある場合もあり、5,500〜6,000円前後で購入できることもあります。

購入先特徴
Amazon最安値になりやすい。Prime会員なら翌日配送も対応。まとめ買いでのセールも見逃せない。
楽天市場ポイント還元率が高く、楽天カード使用やSPUで実質負担を減らせる。楽天スーパーセール時は特にお得。

まとめ:グレイザーはこんな人に買ってほしい

グレイザーは「コスパが高い割に性能が本物」という、珍しいラバーです。スプリング スポンジXの採用によって、打球感はディグニクスシリーズに通じる球持ちの良さを実現しながら、価格はその半額以下。中級者に「まず試してみて」と自信を持って勧められる一本です。

フォアでもバックでも使えるバランスの良さ、耐久性の高さ、そして何より安心して打てるコントロール感。これだけのものを6,050円で手に入れられるのは、正直お得だと思います。テナジーやディグニクスの前に一度試してみてほしい。試してみれば、きっとその実力を体感できるはずです。

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