この記事でわかること
- 張本智和2000の特徴と性能
- どんな場面・どんな人に向いているか
- 兄弟モデル「水谷隼2000」との違い
- 上達後にステップアップすべき次のラケット
「子どもが張本智和選手みたいに卓球をやりたいと言い始めた」「家庭で気軽に卓球を楽しめるセットが欲しい」。そんな声に応えるのが、バタフライの張本智和2000です。税込2,200円という入手しやすい価格、ボール2個付属、両面ラバー貼り完成品で、卓球のスタートダッシュをきれる設計になっています。
張本智和2000の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | バタフライ(Butterfly) |
| カテゴリ | レジャー・入門用シェークラケット(ラバー貼り完成品) |
| 希望小売価格(税込) | 2,200円 |
| 板構成 | 木材5枚合板 |
| グリップ形状 | フレア(FL) |
| ラバー | 両面に貼付済み(貼り替え不可) |
| 付属品 | プラスチックボール2個 |
| 発売日 | 2018年10月1日 |
| 原産国 | 中国 |
| ラージボール対応 | 不可 |
公式試合での使用は可能ですが、本格的な競技用としては想定されていません。あくまでもレジャー・入門用の位置づけで、価格と入手しやすさを最優先した設計です。
張本智和2000の特徴・レビュー
このラケットを一言で表すなら「世界トップで戦う張本智和選手の名を冠した、家庭・レジャー用の入門完成ラケット」です。性能を追求するモデルではなく、卓球を始めるきっかけ作りに特化した一本です。
特徴①:ボール2個付き、開けてすぐ遊べるセット
水谷隼2000との一番の違いがこれ。張本智和2000はラケット本体に加え、プラスチックボールが2個付属します。買ってすぐ家族や友達と打ち合いを始められるパッケージで、追加でボールを買う必要がありません。
家庭用や旅館・公民館の備品としても、購入してすぐに使える点は大きなメリットです。子どものクリスマスプレゼントや誕生日祝いのギフトとしても、開封してそのまま遊べる魅力があります。
特徴②:5枚合板の素直な打球感
ボディは木材5枚合板。バタフライらしい安定した打球感で、卓球初心者が「ボールがラケットに当たる感覚」をつかむのに必要十分な性能を持っています。
カーボンが入っていない素直な構造のため、変な弾み方をせず、ボールの軌道が予測しやすい設計です。家族で交代しながら使う場面でも、誰が振っても変な癖が出にくく、初心者の上達曲線にも好影響を与えます。
特徴③:張本智和選手のブランド力で動機付け
張本智和選手はパリ五輪でメダルを獲得した、現役世界トップクラスの日本代表選手です。彼の名前とロゴが入ったラケットは、子どもにとって「憧れの選手と同じシリーズ」という心理的な後押しになります。
性能はプロ仕様とはまったく別物ですが、卓球を始めるきっかけとしての訴求力は強く、モチベーション維持にもプラスに働きます。
張本智和2000のデメリット・注意点
レジャー用と割り切られた商品なので、本格競技視点では押さえておきたい弱点があります。
- デメリット①:ラバーの貼り替えができない
ラバー一体型のため、ラバーの種類変更や、新品交換ができません。半年〜1年使うとラバーが摩耗し、弾みが落ちてきます。
- デメリット②:競技用としては性能が物足りない
あくまで入門・レジャー用。卓球部に入る、本格的に試合に出るという段階に進むなら、別の本格ラケット(ラケット本体+ラバー別売り)への乗り換えが必須です。
- デメリット③:ラージボールには対応していない
シニア向けのラージボール(44mm球)には対応していません。通常の40mm球専用です。
- デメリット④:詳細スペックが非公開
公式HPでも板厚や重量、ブレードサイズが公開されていません。性能を細かく比較したい人にはやや情報不足です。
こんな選手・場面におすすめ
- ✅ 卓球を初めて手に取る子ども・お子さんへのプレゼント(ボール付きですぐ遊べる)
- ✅ 家族で温泉旅館・公園・庭で気軽に楽しみたい家庭
- ✅ 学校や地域のレクリエーション、施設の備品として
- ✅ 卓球部入部前の体験用、まず雰囲気を試したい中学生
- ✅ 張本選手のファンで、形から入りたいキッズ層
こんな人には向いていない
- ❌ 本格的に競技を始めたい中級〜上級志向の方:性能不足
- ❌ 卓球部で試合に出る選手:1〜2年で物足りなくなる
- ❌ ラバーの種類を試したい方:交換不可
- ❌ ラージボール卓球を楽しみたいシニア層:非対応
張本智和2000を使ってみての印象・評判
実際に張本智和2000を購入したユーザーから、よく挙がる感想をまとめます。
最も多いのは「子どもが喜んで使っている」「ボール付きですぐ遊べるのが便利」という、家庭用途での好評価です。お子さんへのプレゼント用途で選ばれることが多く、開封してすぐに親子で打ち合いを楽しめる点が支持されています。バタフライ製という安心感も後押ししています。
価格に対する評価もポジティブで、「2,200円でボール2個付き、ラバー貼り済みなら十分」「コスパが良い」という意見が目立ちます。
一方で、卓球部に入った選手や、本格的にやり始めた人からは「半年で物足りなくなる」「部活でこのラケットを使っている人はいない」といった声もあります。これはコンセプト通りの評価で、競技志向であれば早いうちにステップアップ前提で考える商品です。
ラバーの貼り替え不可については、初心者には逆に手間が省けて便利という評価と、長く使えないことへの不満の両方が聞かれます。
水谷隼2000との比較
兄弟モデルの「水谷隼2000」との違いは、付属品とブランド色です。
| 比較項目 | 張本智和2000 | 水谷隼2000 |
|---|---|---|
| 価格帯 | 2,200円 | 2,200円 |
| 板構成 | 木材5枚合板 | 木材5枚合板 |
| 付属品 | ボール2個付き | なし |
| 発売年 | 2018年 | 2017年 |
| 推奨層 | 張本選手ファン、子ども | 水谷選手ファン、家庭 |
性能的にはほぼ同等。違いは「ボール2個付属」の有無と、選手のブランドカラーです。すぐに打ちたいなら張本智和2000、ラケット単体で十分なら水谷隼2000という選び方になります。
上達後のステップアップ先
張本智和2000を半年〜1年使い、卓球を本格的にやりたいと感じたら、次の一本へ進むタイミングです。レベル別のおすすめをまとめます。
| ステップアップ先 | こんな人向け |
|---|---|
| 水谷隼メジャー | 初心者〜中級者前半。コスパ重視で続けたい |
| 張本智和 ALC | 中級者〜中上級者。憧れの張本モデルで本格化 |
| インナーフォース レイヤー ALC.S | 中級者。前陣型で回転重視のスタイル |
| ティモボル ALC | 中級〜中上級。両ハンド型のスタンダード |
張本選手のファンであれば、本格モデルとして「張本智和 ALC」へのステップアップが王道。価格帯は跳ね上がりますが、本気で卓球を続けるなら投資価値があります。
価格・購入先
希望小売価格は税込2,200円。実勢価格はほぼ定価通りで、Amazonや楽天では2千円前後で取引されています。
| 購入先 | 特徴 |
|---|---|
| Amazon | Prime対応の店舗ならすぐ届く。ギフト用途に最適 |
| 楽天市場 | ポイント還元を活用できる |
| 量販店(スポーツデポ等) | 実物を見てから買える安心感 |
ボール2個付きのお得感を考えると、価格に対する満足度は高い一本です。
まとめ:張本智和2000はこんな人に買ってほしい
張本智和2000は、卓球を初めて手に取る子どもや、家庭・レジャー用として気軽に楽しみたい方のための完成セットラケットです。本格的な競技用ラケットではありませんが、ボール2個付きで「買ってすぐ遊べる」という体験は、卓球の入り口として完璧です。
「とりあえず卓球を試してみたい」「子どもに張本選手と同じシリーズを買ってあげたい」という方は、迷わずこの一本を選んで大丈夫です。卓球を本格的にやりたくなったら、張本智和ALCや上位モデルへ進むという「卒業前提のラケット」として割り切るのが、最も賢い使い方です。
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