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TIBHAR MKカーボンをレビュー!カウンター性能に優れたクリプトカーボン搭載ラケットの実力を徹底解説

目次

この記事でわかること

  • TIBHAR MKカーボンの基本スペックと特徴
  • クリプトカーボンとはどんな素材か
  • ブロック・カウンター性能のリアルな使用感
  • MK7との違いとどちらを選ぶべきか
  • おすすめするプレイヤー像と向かないプレイヤー像

「カーボン入りで弾みすぎない、でも木材よりは速い——そんなちょうど良いラケットを探している」

そう感じている中上級者にとって、TIBHAR MKカーボンは有力な選択肢になります。

松平健太選手とTIBHARが共同開発したこのラケットは、クリプトカーボンという独自素材を搭載し、アウターカーボンでありながら球持ちとコントロール性を両立。特にブロックやカウンター場面での安定感が高いと評判です。

この記事では、MKカーボンの性能・使用感・スペックを詳しく解説しながら、「本当にあなたに合うラケットかどうか」を判断できる情報をまとめました。

TIBHAR MKカーボンの基本スペック

項目 内容
メーカー TIBHAR(ティバー)
カテゴリ シェークハンドラケット(アウターカーボン)
希望小売価格(税込) 27,500円 ※公式HP未確認(各店舗の定価表示より)
板構成 5枚合板+2枚クリプトカーボン(アウター配置)
板厚 5.8mm
参考平均重量 約87g
ブレードサイズ 152×158mm
グリップ形状 フレア(FL)/ストレート(ST)/中国式ペン(CHN)
品番 TB1401(FL)

TIBHAR MKカーボンの特徴・レビュー

一言で言うなら「扱いやすいアウターカーボン」。弾みと安定が高い次元で共存しているラケットです。

① クリプトカーボンとは何か——通常カーボンとの違い

MKカーボンの最大の個性は、搭載されているクリプトカーボン(Krypto Carbon)です。

通常のカーボン素材と比べてシートが厚めに設計されており、カーボン特有の硬い弾きよりも「ゆっくりとボールを包み込んでから飛ばす」感覚に近い打球感が得られます。

硬質なアウターカーボンを使うと「弾き過ぎてコントロールが難しい」と感じる方でも、MKカーボンならその問題が緩和される可能性があります。スピードは確保しつつ、しっかり回転をかけてコースを狙える——そのバランスがクリプトカーボンの強みです。

松平健太選手のプレースタイル(前陣でのブロック・カウンター主体)を支えるために設計されただけあって、素材自体が「攻撃的な守備」を想定して作られているのが伝わります。

② ブロック・カウンター性能——相手の球威に負けない

MKカーボンで特に際立つのが、ブロックとカウンターの安定感です。

アウターカーボン搭載ラケットは一般的に「打てば速いが、合わせる技術では難しい」と言われることがあります。しかしMKカーボンはクリプトカーボンの柔らかさによってボールを受け止める力があり、速い球を合わせてもラケットが暴れにくいと感じます。

相手の強ドライブに対してカウンタードライブを返す場面や、強打を前陣でブロックする場面では、この「受け止める感覚」が大きなアドバンテージになります。

回転量の多いボールに対してもラケットが負けにくく、打球が安定してコートに収まりやすいのが実感としてよく挙がる声です。これは純木材ラケットには出せない、アウターカーボンならではの恩恵でもあります。

③ ドライブの球質——重くて弧線を描く弾道

「カーボンは直線的で軽い球になりがち」という印象を持っている方は多いと思います。

MKカーボンはその点でやや異なる印象です。クリプトカーボンが球持ち時間を確保してくれるため、ドライブ時にしっかりと摩擦をかけやすく、回転量を伴った重い球が出やすいと感じます。

弧線はほどよく高めで、相手コートにしっかり収まる安心感があります。純粋にスピードのみを追求したラケットではなく、回転系の攻撃と組み合わせて使いやすい設計です。

前陣〜中陣でのロングドライブ、チキータ、バックハンドドライブなど、多角的な攻撃に対応できる汎用性の高さもMKカーボンの魅力です。

④ 打球感——アウターにしては柔らかく、木材より速い

MKカーボンの打球感は、ひとことで言えば「硬いが包み込んでくれる」感覚です。

インパクト時のボールの食い込みは、一般的なアウターカーボンより深く、手元に「ズシっ」と来るような重みがあります。それでいて弾きの速さは木材7枚合板を超えており、スピードボールも十分に打てます。

「カーボンは打球感が薄くなる」と敬遠している木材ユーザーの方でも、MKカーボンなら違和感なく馴染める可能性があります。板厚5.8mmはカーボン入りとしてはやや薄めで、これも球持ちの良さに貢献しています。

TIBHAR MKカーボンのデメリット・注意点

優れた性能を持つMKカーボンですが、すべての選手に向くわけではありません。正直に整理しておきます。

  • 弾みをとことん求めるプレイヤーには物足りないかもしれない:クリプトカーボンは通常のカーボンより柔らかい設計のため、ZLCやALCのような超高弾性ラケットと比べると弾みはマイルドです。「速ければ速いほど良い」というタイプには力不足に感じる可能性があります。
  • 価格が高め:希望小売価格は27,500円前後と、競技用ラケットの中でもプレミアムゾーンに属します。初心者や中級者の入門機としてはコストパフォーマンスの観点から選びにくい面があります。
  • 87gの重量は人によって重く感じることも:参考重量約87gは軽くはありません。スイングスピードを重視するプレイヤーや体力的に重量を気にする方は、実際に試打して確認することをおすすめします。
  • カーボン初心者にはコントロールが難しい場合がある:アウターカーボンである以上、木材ラケットと比べるとコントロールにはある程度の慣れが必要です。球が「飛び過ぎる」と感じる段階の選手には早い段階かもしれません。

こんな選手におすすめ

  • ✅ 前陣でのブロック・カウンターを武器にしている選手:MKカーボン最大の強みが活きます。
  • ✅ アウターカーボンに挑戦したいが、弾き過ぎが怖い中上級者:クリプトカーボンの柔らかさが移行をスムーズにしてくれます。
  • ✅ 回転系ドライブ主体で相手を崩したい選手:回転量を伴った重い球が出やすく、戦術の幅が広がります。
  • ✅ 松平健太選手のようなスタイルを志向する選手:設計思想がそのまま合うでしょう。
  • ✅ 打球感にこだわりがあり、カーボンでも手応えを感じたい選手:食い込みの深さとフィードバックはカーボン系の中でも上位クラスです。

こんな選手には向いていない

  • ❌ 超高弾性(ZLC・ALC・インナーカーボン等)に慣れた上級者:MKカーボンの弾みは相対的にマイルドで、もの足りなく感じる可能性があります。
  • ❌ 木材ラケットから初めてカーボンに移行するビギナー:価格・性能ともにオーバースペックになりやすく、コントロールを覚える段階では逆効果になることも。
  • ❌ できるだけ軽いラケットでフットワーク重視のプレイをしたい選手:87g前後の重量が負担になるケースがあります。

TIBHAR MKカーボンを使ってみての印象・評判

実際に打ってみると、まず「アウターカーボンにしては球が手に乗ってくる」という感覚に気づきます。インパクトの瞬間に弾かれるような感じではなく、少しだけ球が止まってから弾き出されるイメージです。

これがブロック場面で特に効いてくる部分で、相手の強いドライブに対してもラケットが反発一辺倒にならず、きちんとコントロールして返せる安心感につながっています。「アウターカーボンは怖くて使えない」と思っていた選手が、MKカーボンで意外と扱いやすいと感じるケースはよくある話です。

一方で、使い込んでいくと「もう少し弾みが欲しい」と感じるシーンもゼロではありません。後陣から持ち上げる強ドライブや、ロングドライブで相手を下げたい展開では、より高弾性のラケットと比べて若干の物足りなさが出てくることも。

「守りながら攻める」「カウンターで逆襲する」そういったプレースタイルには非常にフィットするラケットですが、純粋な攻撃力を最大化したい用途では他の選択肢も検討してみると良いでしょう。

重さについては、87gという数字は重厚感があるものの、スイングの安定性や威力の面ではプラスに働くと感じます。重さを利用して腕全体を振り切るフォームが身についている選手には、むしろこの重量感がしっくりくるはずです。

TIBHAR MK7との比較

同シリーズのMK7(7枚合板)と迷うケースが多いため、両者の違いを整理します。

比較項目 MKカーボン MK7
板構成 5枚合板+クリプトカーボン(アウター) 7枚合板(純木材)
板厚 5.8mm 6.1mm(参考)
重量 約87g 約89g(参考)
スピード ★★★★☆ ★★★★☆
回転 ★★★★☆ ★★★★★
コントロール ★★★★☆ ★★★★☆
打球感 硬め・球持ちあり(カーボン系) 柔らかめ・球持ちが良い(木材系)
得意な技術 ブロック・カウンター・速攻ドライブ ループドライブ・重い回転系
こんな人向け 前陣速攻+カウンター型 中陣回転重視型

MKカーボンとMK7は同じ松平健太モデルながら、性格が大きく異なります。

MKカーボンは「速さとカウンター」を武器にしたい選手向け。球を弾く力があるため、前陣でテンポ良く打ち合う展開に強いです。

一方のMK7は「重い回転で相手を崩す」タイプに向いています。7枚合板の球持ちの良さが回転量を引き出してくれるため、ゆっくりとしたスイングでも強烈な回転ドライブが打ちやすいです。

シンプルな判断基準としては、「ブロック・カウンターを武器にしたい=MKカーボン」「強打時の回転を最大化したい=MK7」と考えると選びやすいでしょう。

価格・購入先

TIBHAR MKカーボンの希望小売価格は27,500円前後(税込)です。実際の販売価格は各ショップによって異なり、18,000〜24,000円程度で流通しています。

Amazonや楽天市場で比較的安価に入手できるケースもあり、まとめて購入する際は楽天のポイント還元を活用するとお得になることがあります。

購入先 特徴
Amazon 最安値になりやすい・Prime対応で配送が早い
楽天市場 ポイント還元でお得・セール時に狙い目
卓球専門店 試打できる場合がある・アドバイスをもらいやすい

まとめ:TIBHAR MKカーボンはこんな人に買ってほしい

TIBHAR MKカーボンは、松平健太選手との共同開発から生まれた「カウンター型アウターカーボン」です。クリプトカーボンの柔らかさがブロック・カウンター場面での安定感を生み出し、アウターカーボンにありがちな「弾き過ぎ問題」を緩和しています。

前陣でテンポよく打ち合いたい、カウンターを武器にしたい、それでいてドライブにもしっかり回転をかけたい——そんな選手にはぴったりのラケットです。

一方で価格は高め。初心者よりは中上級者向けの位置づけであり、実際に試打できる機会があれば手にしてみることをおすすめします。

「今のラケットより速さが欲しい、でも球持ちも捨てたくない」という方には、一度試す価値があります。

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