コスパ最強!スワット(SWAT)の特徴を徹底解説!7枚合板の人気ラケット!

コスパ最強!スワット(SWAT)の特徴を徹底解説!7枚合板の人気ラケット! ラケット

SWテック採用でコスパ最強!スワットの特徴・性能について!

「スワット」は、2010年12月に発売された木材の7枚合板ラケットです。元女子プロ選手の若宮三紗子選手が使用していたことでも有名ですが、今回はそんなVICTAS社が販売するスワットの性能や特徴について深掘りしていきます。

基本情報

スワットの画像

  • 定価:4,690円(税込)
  • ブレードサイズ:158×150mm
  • グリップサイズ:100×24mm(FL),100×23mm(ST),82×23mm(CHN),100×22mm(SLIM)
  • ブレードの厚さ:6.0mm
  • 合板構成:木材7枚
  • 平均重量85g
  • 原産国:中国

皆さんご存知の通り、スワットはラケットの中でも超定番のモデルの1つです。特に回転・コントロールの良い5枚より弾み、スピードが出る7枚より回転・コントロールが良いことから、バランスが良く初心者にも扱いやすいモデルですが、その性能の高さ故に上級者が使用していても違和感のないラケットとなっています。

スワットの安定性の秘密は「SWテック」という技術が採用されていることです。この特殊な技術は、ラケットの木材を燻製することで水分含有量を減らし軽量化しています。加えて、夏場などの湿気の影響を減らして、心地よい打球感を感じることができます。

上達してくると多くの選手が、パワーやスピードを重視したカーボン入りのラケットを使うようになります。ですが、カーボンラケットは球離れが早い分コントロールが難しくなっています。なので、最近の自分が打つ球にに安定性が欠けていると感じている人は、スワットを一度試してみると良いでしょう。

プロも使用する性能があるのにこの価格で!

スワットのもう一つの大きな魅力は、そのコスパの高さにあります。近年特殊素材が入っていない木材ラケットでもハイエンドなモデルが多く出ており価格が高騰しています。

スワット自体、スピード性能が特別高いわけではありませんが、木材ラケットの強みである球持ちが素晴らしく、ドライブ性能やコントロールにも非常に長けています。

スイートスポットも広くラケットに当たれば何とかなるのでブロックの安定性は抜群に良いです。それでいて価格は4,690円と、同じ7枚合板である同社の丹羽孝希ウッドの19,800円や、ハイエンド木材ラケットの先駆けであるアコースティックの19,800円などと価格を比較すると、そのコスパの高さが良く理解できるかと思います。

7枚合板の弱点の重量を解消!軽量でレベル問わずに振り抜ける!

スワットは重量の軽さも大きなポイントの1つです。7枚合板のラケットは一般的にその重さから手軽に扱いづらいとされることが多くあります。スワットは平均重量が約85gと7枚合板の王道であるバタフライのSK7の平均重量が約90gであるのに対して比較的軽めに設計されており、初心者でもラケットの重さに負けることなく振り切ることができます。

また、中級者以上のプレーヤーにとってはテナジーやラザンター、ファスタークG-1のようなスピン系テンションなどの比較的重量があるラバーを使用してもラケット全体の重さが抑えられ、しっかり振り切れます。そのためボールを食い込ませて威力のあるボールを安定して繰り出すことができます!ハイエンドラバーを使いたいが重量を気にしていた方にもとてもおすすめのラケットです。

7枚合板の中でもグリップが細めで握りやすい!

スワットのグリップ画像

スワットは7枚合板の中でもグリップの太さが、握りやすい大きさとなっています。通常、7枚合板だとラケットの厚みが出るためグリップが太くなってしまいプレーのしにくさを感じる人もいます。ですが、スワットはグリップ形状がストレートの場合100×23mmと細めで握りやすい大きさになっています。

それでも、手が小さくグリップの太さが気になるという女性や中学生はスワットシリーズにスリム(SLIM)というラインナップがあり、スワットの安定性能をそのままに、グリップの太さが100×22mmと通常より1mm細いモデルがあるので、そちらを試してみるのがおすすめです。逆にグリップの細さが気になり、ラケットの握りが弱くなってしまう選手はグリップテープを巻いて太さを調節することをおすすめします。

自分の戦型に合わせたラバーと組み合わせられる!

スワットはその安定した性能やラケット自体が軽量のため、基本的にどんなラバーとも合わせることが可能です。そのため自分の戦型にマッチしたラバーと組み合わせると良いと思います。

例えば、万能なプレーを行うのであればファスタークG-1、スピードも欲しいならテナジー64など、ケースによってラバーを選択することがおすすめです。他にも、表ソフトラバーと合わせても打球にスピードとパワーが出ることから、表ソフトとの相性も非常に良いです。

スワットに+α欲しい方は他のスワットシリーズもおすすめ!

初めてカーボンに挑戦したいなら「スワットカーボン」

スワット カーボンの画像

スワットカーボンは、スワットの打球感を残しつつ、木材5枚とカーボン2枚を組み合わせることで反発力を向上させたモデルです。一般的にカーボンラケットは弾みが良くなる分、コントロールが難しくなりますが、スワットカーボンは手にしっかり響いてくれるのでコントロールがしやすいという声も多くあります。カーボンラバーを初めて使ってみたい人には最適なラケットです。

より威力を出したいなら「スワットパワー」

スワット パワーの画像

スワットパワーはスワットと同じ7枚合板ですが、板の厚みを厚くすることで力強い球を打てるようにしたモデルです。通常の木材には無い打球の威力、カーボンには無いコントロール性能を兼ね備えています。木材ラケットを使用していて、ボールが飛びにくいと感じる人は試してみると良いでしょう。

スマッシュを多用する方や表ソフトには「スワットスピード」

スワット スピードの画像

スワットスピードはスワットよりも球離れを早くし、軽さを利用して前陣での打ち合いで力を発揮します。スワットだと玉を持ちすぎてしまうこともありますが、スワットスピードは球離れが良いので相手の回転の影響を受けずにスマッシュを叩き込むことができます。また表ソフトとの相性も抜群でより速いスマッシュを打ちたい方にはおすすめです。

より安定・より回転を求めるなら「スワット5PW」

スワット 5PWの画像

スワット5PWは、スワットの5枚合板バージョンです。5枚合板にする子で弾みが抑えられより安定感が増しています。安定した回転プレーのラリーで得点していきたい方や、プレーの安定感をあげたい選手にはおすすめです。粘着ラバーとの相性も良いのでおすすめです。

まとめ

スワットはそのバランスの取れた性能とコストパフォーマンスの良さから、プロの選手も含めて多くの卓球プレイヤーに支持されています。本記事では、スワットの特徴や性能、他のスワットシリーズとの比較を通じて、その優れた点を詳しく見てきました。

SWテックの技術を採用し軽量で安定感の高さを実現し、ラケットとしてのバランス性能を兼ね備えていること。ラケットの性能だけでなく、ラバーを自分の戦型に合わせて様々組み合わせられる点、スワットの特徴に+αを加えたシリーズもあることなど、初心者から上級者まで多くの選手が使いやすいラケットになっています。プロ選手も使用する性能がある上、価格も非常にリーズナブルなためおすすめのラケットです。

まだスワットを使ったことのない皆さんも、これらの情報を参考に是非一度、スワットを使用してみてください。また、この記事がスワットの購入を検討している方々の良い参考になれば幸いです。

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