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張本智和 インナーフォース SUPER ALCレビュー!前中陣ドライブ型プレーヤーに選んでほしいラケットの実力とは

目次

この記事でわかること

  • 張本智和 インナーフォース SUPER ALCの特徴と性能
  • どんなプレーヤーに向いているか
  • 実際に使ってみての印象・評判
  • 旧モデル「張本智和 インナーフォース ALC」との違い

「張本智和 インナーフォース SUPER ALCって、前のモデルと何が変わったの?」「インナーフォース系は他にもあるけど、どれを選べばいいかわからない」——そんな疑問を持っている方は多いと思います。

2024年10月に発売されたこのラケットは、張本智和選手と張本美和選手が実際に試合で使用しているプロモデルです。「スーパーアリレートカーボン」と「インナーファイバー仕様」という2つの技術を組み合わせ、高い弾みと球持ちの良さを両立しています。

この記事では、スペックから実際の打球感、おすすめのプレーヤー像まで詳しく解説します。

張本智和 インナーフォース SUPER ALCの基本スペック

項目 内容
メーカー バタフライ
カテゴリ ラケット(攻撃用)
希望小売価格(税込) ※公式HP未確認(参考:通販価格は約22,000円前後)
板構成 木材5枚 + スーパーアリレートカーボン2枚(インナーファイバー仕様)
板厚 5.9mm
ブレードサイズ 158×152mm
平均重量 86g
反発特性 11.4
振動特性 9.5
発売時期 2024年10月

張本智和 インナーフォース SUPER ALCの特徴・レビュー

このラケットを一言で表すなら、「インナー系の球持ちの良さとアウター系の弾みを一本のラケットで手に入れたような感覚」です。これは誇張ではなく、実際にスペックと使用感を見ていくとよくわかります。

特徴①:スーパーアリレートカーボンがもたらす高い弾みと低振動

バタフライのラケットでよく使われる「アリレートカーボン(ALC)」は、炭素繊維とアリレート繊維を組み合わせた素材です。通常のカーボンよりも振動が少なく、ボールを掴む感覚があるのが特徴で、バタフライのテナジーシリーズとの相性が良いことで知られています。

この「SUPER ALC」は、アリレートとカーボンの素材比率をさらに調整し、より多くの繊維を密に編み込んだアップグレード版です。反発特性が11.4というのは、インナーフォース系としてはかなり高い値で、「インナーなのによく飛ぶ」という声が出てくる理由がここにあります。

一方で、振動特性は9.5と抑えられています。この数値の意味するところは「打った後のラケットのブレが少ない」ということです。スピードボールを打ち込んだあとも、次のショットに向けてラケットが素早く安定するため、連続攻撃での安定感につながります。

特徴②:インナーファイバー仕様が生む「球持ち」の感覚

「インナーファイバー」というのはバタフライが採用している配置技術で、カーボン繊維を板の外側ではなく内側(木材の中間層近く)に配置するというものです。

外側に配置するアウターカーボンは打球音が硬く、弾きが強い傾向があります。それに対してインナー配置は、打球時にラバーとブレードがボールをやや長くホールドするような感覚があり、コントロールを保ちながらスピードを出しやすいのが特徴です。

SUPER ALCはこのインナー配置を採用しながら、弾みを高めたスーパーALCで補完しているため、「球持ちがあるのに飛ぶ」という一見矛盾した性能を実現しています。台から離れた中陣でのドライブが弧を描いてコートに収まる感覚は、このインナー配置が効いているからです。

特徴③:ブレードサイズと重量設計のバランス

ブレードサイズは158×152mmと、通常のラケットと比べてわずかに大きめの設計です。これはミート打ちやドライブを打つ際のスイートスポットを広げる効果があります。少しミスヒットしても台に入るような安心感は、試合中のプレッシャーがかかる場面で頼もしく感じられます。

重量は平均86gで、バタフライの中上級モデルとしては標準的な重量設計です。板厚5.9mmはインナーフォース系の中ではやや薄め寄りで、この厚さが弾みすぎず球持ちを保つことに貢献しています。「重くなりすぎないように何度も仕様を調整した」というバタフライ開発陣のコメントにも示されているように、パワーと扱いやすさのバランスを意識した設計です。

張本智和 インナーフォース SUPER ALCのデメリット・注意点

  • スピードが出やすい:インナー系ラケットの中では弾みが強いため、台上技術やショートなどコントロール重視のプレーには慣れが必要。特に初心者がいきなり使うと、ラバーのチョイス次第でオーバーミスが増える可能性があります。
  • 価格が高め:参考価格が22,000円前後と、学生や入門者には手を出しにくい価格帯です。同シリーズの下位モデルで感覚を確認してから購入を検討するのが安心です。
  • 前モデルとの差を感じにくい場合も:普段のプレーがコンパクトなフォームだったり、スイングスピードがあまり速くない場合、SUPER ALCとALCの弾みの違いを明確に体感しにくい可能性があります。中陣から強打するスタイルの選手ほど違いを実感できます。

こんな選手におすすめ

  • 前陣〜中陣でのドライブ主体の攻撃型プレーヤー:球持ちと弾みのバランスが、ドライブを連打するスタイルにフィットします。
  • インナーフォース レイヤー ALCから弾みのアップグレードを求めている選手:同じインナー系の感覚を持ちながら、一段階飛距離が出たいときの自然な移行先です。
  • 張本智和選手のプレースタイルを参考にしている中上級者:前中陣の切り返しで弾みと安定感を両立したいプレーヤーに向いています。
  • テナジー・ディグニクスなど高性能ラバーを使用している選手:スーパーALCとの組み合わせで、ラバーの性能を最大限に引き出しやすい構成です。

こんな選手には向いていない

  • 守備型・カット型のプレーヤー:弾みが強いため、カットや守備プレー中心のスタイルには向きません。守備型には板厚が薄くコントロール重視の木材ラケットのほうがフィットします。
  • 初心者・初中級者:スーパーALCの弾みを制御するには、ある程度の技術が必要です。スイングが安定していない段階では、球が暴走しやすくなります。
  • 軽量ラケットを求めている選手:86gは極端に重いわけではありませんが、85g以下の軽量モデルを探している選手には選択肢として合いません。

張本智和 インナーフォース SUPER ALCを使ってみての印象・評判

実際に打ってみて最初に気づくのが、インナー系ラケットらしからぬ飛び出しの早さです。インナーフォース系に慣れた選手であれば「思ったより飛ぶ」という感覚を受けると思います。

強打したときの球持ちの感覚は従来の張本智和インナーフォース ALCに近いのに、しっかりとスピードが乗ります。この二つが共存しているのが、SUPER ALCのいちばんの特徴といえます。

中陣から打つドライブが、台にきれいに収まる弧を描きやすいのも評価が高い点です。普通のALCであれば少し棒球になりやすいシーンでも、SUPER ALCは程よく落ちてくれる感覚があります。強い力でドライブをかけているのに台の収まりが良い——これはインナー配置のホールド感が効いているからです。

気になる点を正直に言うなら、コンパクトなスイングでのクロスショットでは、ALCとの差が明確にわかりにくい場合があります。スイングの幅と速度が大きいほど、SUPER ALCの恩恵を強く受けられるラケットです。

張本智和 インナーフォース ALC との比較

比較項目 張本智和 インナーフォース SUPER ALC 張本智和 インナーフォース ALC
特殊素材 スーパーアリレートカーボン アリレートカーボン
板厚 5.9mm 5.9mm
平均重量 86g 87g
反発特性 11.4 11.1
振動特性 9.5 9.4
こんな人向け より飛びを求める中上級者 バランス重視の中上級者

数値上は反発特性で0.3の差ですが、実際の感覚では差が出やすいのは中陣からの強打時です。前陣での台上技術やブロックなど、コンパクトな動きではほぼ同じ感覚と感じる選手も少なくありません。

「今の張本ALCで台に収まりにくいと感じているならSUPER ALC」「今の張本ALCで十分飛んでいて安定しているなら、そのまま使い続ける」——これが一つの判断基準になります。

価格・購入先

参考価格は約22,000円前後(税込)で、バタフライの中高級モデルの中では標準的な価格帯です(※公式HP未確認。実際の希望小売価格は公式HPでご確認ください)。

購入先 特徴
Amazon 最安値になりやすい、Prime対応で配送が早い
楽天市場 ポイント還元でお得になることも。専門店がそろっている

まとめ:張本智和 インナーフォース SUPER ALCはこんな人に買ってほしい

「インナー系の球持ち感は好きだけど、もう少し弾みが欲しい」という中上級者に、はっきり自信を持っておすすめできるラケットです。スーパーアリレートカーボンがもたらす反発力と、インナーファイバー仕様のホールド感が、前陣〜中陣のドライブ戦を支えてくれます。

実際に張本智和選手・張本美和選手が使用しているという点も、設計の方向性を示しているといえます。トップレベルで戦える性能をベースにしながら、「重すぎない」「扱いやすい」という配慮が加えられたモデルです。

前のモデルから買い換えを迷っているなら、試打できる機会があればぜひ一度中陣から強めに打ってみてください。違いを一番実感しやすいシーンです。

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